はい。行ってきました、ニューヨーク。地下鉄に乗るとヤバイとか、薬物常用者が多いとか、銃で撃たれるとか、いろいろ心配していましたが、多くの方のお力添え頂き、無事に帰ってきております。ものすごく大ファンのミュージシャンに会えたり、気になってた場所に行けたり、新しい方と出会えたりと、多くの発見のある旅でした。詳細はまた書きますが、まずは映像だけ紹介させていただきます。


1/24 ビターエンド

初演奏はビターエンド(Bitter End)という会場のオープンマイクでした。マイルス・デイヴィスボブ・ディランジョニ・ミッチェルニール・ヤングなどが出てきた場所と言うことで、さすがに緊張しました(してるのがわかるはず)。。ほげー

1/26 シェア・オープンマイク(ブルックリン)

ニューヨークで活動する尺八奏者・川口賢哉さんにご紹介いただき、ブルックリンのShare Open Mic(シェア・オープン・マイク)に出させてもらいました。中国~韓国の若い人たちが映像作品を上映していて、アジアの若者は元気だなーとコチラでも実感

1/27 ブルックリン某所 その1

ドラマーのルーカス・コリンズがセッションを組んでくれました。トランペットはアレクサンドリア・スミス、普段は電子音楽をやっているのかな?川口さんは、休むことなく吹きまくっています。さすが海童道、スタミナがあります

1/27 ブルックリン某所 その2

このような場所がブルックリンでは至る所にあり、シェアルームならぬ、シェアスタジオ(?)、アーティスト同士がお金を出し合って、ひとつの部屋を貸し切って、お互いのリハーサルや発表に使っているんですね。アートを回転させるための知恵が、ものすごく高かったです

1/30 パール・スタジオ

Cobi Naritaというオープンマイクでした。冒頭で喋っている黒人の方は、Frank Owens(フランク・オーウェン)さん、いい味の演奏をするジャズ・ピアノ奏者でした。ガナるだけだと場違い感満載だったので、臼井は静かな感じを狙ってやりました

1/31 ビターエンド

これが今回の滞在での最後の演奏でした。同じビターエンドでの1週間後です。やっぱり白人も黒人も声の鳴り方が違うんですよね。英語の作詞だってこなれているし、自分のアインデンティティーとか見せどころ(見せるに値するもの)を意識しながら演奏しました


と、駆け足の紹介でした。ニューヨークという場所については、どんな民族でもいて、イタリア系、ロシア系、アフリカ系、中東系、白人系(WASPね)、アイルランド系、ユダヤ系、中南米系、韓国系、インド系、中国系、東南アジア系とそれぞれが本場の味を持っているんですよね。
ゆえに、黒人の前でヒップホップをやっても「ジョークだろ?」と笑われるだろうし、アチラでセッションミュージシャンと言えば「ブロードウェイで生演奏をしている演奏家」を指す。
また、白人の前でバッハやモーツァルトを弾いても「ふーん?」でしょうし(カーネギーホールのメニューインにかなうはずがない)、そもそも著名人がフツウにウロウロしているので、
「オレはアイツと知り合いだ」「アイツとセッションしたことある」「あの有名な誰々に褒められた」と威張ったところで、
「ガールフレンドのクラスメートだ」「オレも演奏したことあるぜ」「それがどうした?」と返されるに決まっている環境。
自分で勝負しなきゃいけないということですね。
自分はなにをできるのか?(してきたのか?)というのをすごく感じさせられました。お力添え頂いた方々に改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。またすぐに会いましょう。


なお、今回の航空券と宿の手配はexpedia(エクスペディア)を使いました。10日間チョイ滞在して、航空券+宿代込み合算で14万円程度(ものすごい安宿でしたが)。11月、1月、2月のニューヨークは寒いため、一般的に価格が安くなるようです。ミュージシャンがいかに安くいくか?の情報も、今後は当サイトに書いていくようにします。
 
まずは「地球の歩き方」を購入して、どんなライブハウスや美術館、ギャラリーがあるか?調べてみるのもいいでしょうね。入国に必要な書類から、交通情報、地図、オススメの食べ物や、物価、チップやマナーについての情報と、やはりナニカと重宝しました。