臼井淳一

音楽家

パート:エレキギター、ヴァイオリン(フィドル)、ヴォーカル、笙

臼井淳一は東京都出身の音楽家。2000年以降、音楽を中心とした創作活動を続け、これまでに伝統音楽、ポピュラー音楽、即興演奏、イベント制作などで活動している。

近年は、韓国(2014, 2015)、ニューヨーク(2015)、イタリア(2015)、インドネシア(2015, 2016, 2017)、台湾(2015)、マレーシア(2016, 2017)、ベトナム(2017, 2018)など海外の各都市で演奏。現地のアーティスト、ミュージシャンとも頻繁にコラボレーションをおこない、幅広い音楽性と精力的な活動により、各地で支持を得ている。

国内では、都心部よりも地方に可能性を求め、山口、神戸、高知の室戸、大阪、京都、名古屋、福島、宮城、岩手、青森、北海道の江差などの各地で演奏。2015年には地方のミュージシャンに焦点を当てたコンピレーションアルバム「ノー・モア・クール・ジャパン 2015」をイタリアはボローニャのSpettro Recレーベルよりリリース。日本の伝統音楽にも関心を示し、北海道の民謡・江差追分を2004年より従事、2012年には関東大会で3位に入賞している。また、雅楽の笙を2007年より学び、2012年、2013年には、東日本大震災被災者の仮設住宅での慰問演奏にも取り組んだ。

東南アジアの太平洋側地域の音楽や芸能への関心から、2017年秋に東京からベトナムへ拠点を移動した。日本に向けて、ベトナムのフエやメコンデルタ、インドネシアはスラウェシ島のマカッサル、ジャワ島東端のバニュワンギ、マレーシアのクランタン州、ボルネオ島のサバ州やサラワク州などの音楽や踊りを紹介するプロジェクトを計画中。

主な共演者・共同作業者

日本
灰野敬二, 桜井真樹子, 石川浩司, 豊住芳三郎, 藤川義明, 寺原太郎, ジョン(犬), 大西健児, Kiyasu, 太田惠資, 三上寛, 立岩潤三, ジム・エディガー, ノブナガケン
イタリア
ジャンニ・ジェビア, Michele Anelli, Dominik Gawara, Annalisa Pascai Saiu, Spettro Rec(Nicola Boari), Ron Grieco, DJ Bali
インドネシア
Redy Eko Prastyo, ルーリー・シャバラ, Uyung Mahagenta, Serang Dakko, KI Sadrakh, Jimi Mahagenta, Satya Prapanca(映像), Bayu Tombak(バリ), Erlangga Giovanni(バリ), Bottlesmoker, Hysteria(スマラン), Galih Naga Seno, Ganzer Lana Sasando, Banyuwangi Jazz Patrol, Krisna Widiathama, Rio Simatupang(パル), Jokoporong Jokoporong, Putut Prabu, Jamaloge Jumain, Agus Wayan, Ali Gardy Bks, Tri Andi Yuniarso, Bachtiar Djanan, Anitha Tinta, Noise Brut(スラバヤ), Houtehand(マラン)
マレーシア
カムルル・フシン, ヨン・ヤンセン, カマル・サブラン(スペース・ガンブス・エクスペリメント), Goh Lee Kwang, Kok Siew-Wai, KLEX, Joe Kidd, Raja Iskandar Raja Halid(クランタン大学), Jerome Manjat, Johan Adam K, Elvin Ebin Dnell
韓国
Han Joo Lee, 佐藤行衛, Ramoo Hong, One Month Festival, イアン・ジョン・ハッチンソン
台湾
李世揚 (シー・ヤン・リー), 謝明諺 (Min-Yen Terry Hsieh), Hsiao-Feng Lin, Olifa Hsieh, ファング・イ, Yam’s duo, Dawang Yingfan Huang, 音速死馬(Sonic Deadhorse), Adam James Sorenson
フランス
ユークロニー, Gilles Salssi, Peter Orins, Christian Pruvost
ニューヨーク
川口賢哉, イヴァ・ラス・ヴェガス, 清水チャートリー, Lucas Collins, Share openmic, Dani Dobkin
そのほかの国・地域
クリス・カトラー(イギリス), ジェフ・リー(イギリス), パット・オコナー(アイルランド), Assasi Bilad El-Sham(シリア), Sasha Ader(ウクライナ), カタリーナ・アーンスト(オーストリア)

主な公演

  • Kamal Sabran, Wardi Nazir, Junichi USUI, Kapallorek Artspace, スリ・イスカンダル, マレーシア, 2017年5月
  • スペース・ガンブス・エクスペリメント, Urbanscapes, クアラ・ルンプール,マレーシア, 2017年5月
  • Komunalisme Festival, パル, スラウェシ島, インドネシア, 2017年4月
  • セイラン・ダッコ グループ, パンタイ・ロサリ, マカッサル, スラウェシ島, インドネシア, 2017年4月
  • 雅楽演奏, ネウロズ クルドの新年会にて, 川口駅前, 日本, 2017年3月
  • カムルル・フシンとGeng Wak Long, クアラ・ルンプール, マレーシア, 2016年10月
  • Makassar performing arts festival, マカッサル, スラウェシ島, インドネシア, 2016年10月
  • Boen festival, Penajam Paser Utara, カリマンタン島, インドネシア, 2016年10月
  • Solo performance at Asylum, コタ・キナバル, サバ州, マレーシア, 2016年9月
  • Banyuwangi Jazz Patrol, バニュワンギ, ジャワ島, インドネシア, 2016年8月
  • One Month Festival with 清水チャートリー, Dani Dobkin, 東京および韓国で同時開催, 2016年7月
  • ジャンニ・ジェビア + 臼井淳一 + ノブナガケン, 東京, 2016年5月
  • Serious Play Improv Lab 22 by KLEX, Findars Art Space, クアラ・ルンプール,マレーシア, 2016年4月
  • Fangyi Liu Car5on, Ruh Café, 高雄, 台湾, 2015年9月
  • Olifa Hsieh + Junichi USUI, Lacking Sound Festival Listen 99, 台北, 台湾, 2015年9月
  • Art of Improvisation, Hsiao-Feng Lin, Min-Yen Terry Hsieh, Shih-Yang Lee, Junichi USUI, 琴園, 台北, 台湾, 2015年9月
  • Rully Shabara’s Raung Jagat , Festival Kesenian Yogyakarta 2015, ジョグジャカルタ, ジャワ島, インドネシア, 2015年8月
  • Jogja noise bombing: Satya Prapanca + Junichi USUI, Jogja Art Festival, ジョグジャカルタ, ジャワ島, インドネシア, 2015年8月
  • Junichi USUI solo, Fanfulla 5/a, ローマ, イタリア, 2015年4月
  • Junichi USUI solo, Share NYC, ニューヨーク, 2015年1月
  • Junichi USUI solo, Bulgasari, Yogiga expression gallery, ソウル, 韓国, 2014年11月
  • 臼井淳一ソロツアー, 青森, 盛岡, 東京, 名古屋, 大阪, 高知, 山口, 日本, 2014年1月-12月
  • 寺原太郎(バーンスリー) 臼井淳一 デュオ, いちカフェ, 東京, 日本, 2012年10月
  • 藤川義明カルテット with 大沼志朗, カイドーユタカ, 臼井淳一 アケタの店, 東京, 日本, 2011年1月および2月
  • 不平の合唱団 東京: テレルヴォ・カルレイネン&オリヴァー・コフタ=カルレイネン, 森美術館, 東京, 日本, 2009年11月
  • Grid / 大友良英, 目黒パーシモンホール, 東京, 日本, 2004年8月

主なイベント制作

  • 灰野敬二 x 石川浩司 (たま、パスカルズ) セッション, 渋谷Lush, 東京, 日本, 2014年1月
  • 豊住芳三郎 即興セッション&ワークショップ, 東京, 日本, 2012年12月-2013年8月
  • 雅楽演奏, 全生園, 東京, 日本, 2013年10月
  • 東日本大震災被災者支援演奏, ジョン(犬), 多田葉子, 堀田祐子(ちんどん月島宣伝社), いわき市, 福島県, 日本, 2011年12月
  • 灰野敬二, 石川浩司, 臼井淳一即興セッション, 新井薬師スペシャルカラーズ, 東京, 日本, 2009年5月および2010年9月
  • The shape of fiddle to come / Arabindia (常味裕司+太田惠資+吉見征樹), 喜多直毅・津山知子デュオ, Johnson’s Motorcar (マーティン・ジョンソン、ジム・エディガー), Grapefruit Moon, 東京, 日本, 2006年1月
  • 灰野敬二, 桜井真樹子, 徳久ウィリアム, 鶴巻伸彦, Grapefruit Moon, 東京, 日本, 2005年2月

師事

  • マカッサル・グンダン, セイラン・ダッコ氏, 2016年-
  • 江差追分, 松長辰雄氏, 2004年-2014年
  • ギター演奏およびポピュラー音楽理論, 宮脇俊郎氏, 2005年-2014年
  • 大正演歌, 福岡詩二氏, 2013年- 2014年
  • インド古典音楽, 寺原太郎氏, 2011年-2012年
  • 雅楽 笙, 伊藤江理氏, 三浦礼美氏, 2007年-2011年
  • アイルランド伝統音楽, ジム・エディガー氏, 2001年-2003年
  • クラシック・バイオリン, 高橋直子氏, 1982年-1993年

関連ウェブサイト

http://soundcloud.com/junichiusui
https://junichiusui.bandcamp.com/
https://www.youtube.com/junusui
https://www.instagram.com/junichiusui/

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